<4Q>

 スタートは日立HTが#3内山、#10山田、#15正渡、#44佐藤、#53林。Jエナジーは#1大神、#7紺野、#8田中、#13花田、#21本間と再び若いメンバーに切り替えた。

 始まってすぐ#10山田のインサイドが炸裂するが、次のディフェンスで山田があっさり5つめのファウルをしてあっけなくファウルアウト。大きな体でしょんぼりベンチに戻ってアイシングする#10山田が印象的だった。これでほぼ試合の雌雄は決した。

 日立HTは#3内山や#53林のジャンプショットで加点するが、もう余裕のJエナジーは残り7分過ぎに#14丸山、#2新原、#5大野をいれ、控えメンバーだけの構成にして試合をコントロースしていく。

 こういう場面は控えメンバーにとっては逆に実力をアピールできるチャンスなわけだが、#2新原の素晴らしいスピードのドライブインや速攻、#5大野の#14丸山への巧みな顔フェイクを使ったアシストなどを見せた。 やはり非凡な実力を持っているので、がんばって出場時間を増やしてほしい。

 残り1分を切って69-99となり、100点ゲームになるかどうかで会場が沸く。残り20秒くらいで#5大野がスティールからの速攻をだし、69−101と100点に乗せてタイムアップとなった。

 結局#1大神や#4立川の若手も活躍したが、#10山田に対し#15浜口のディフェンスで止めたことに尽きる試合だったように思う。

 観客への挨拶が終わってから、Jエナジーの内海HCがジャパンのHCとしてインタビューを受け「高さはないが、スピードとショットの正確さで勝負して、なんとかいい成績を残したい。8月は応援をよろしくお願いします」とあいさつし、大きな拍手をもらっていた。

 実は筆者はアテネオリンピックに行って現地で日本代表を応援することを計画中である。特に予選最終戦の地元のギリシャ戦は予選通過のかかった試合を完全なアウェイの状況で戦わなければならない可能性が高い。試合後に袋叩きに会うかもしれないが(汗)、精一杯現地で応援して日本の勝利に少しでも力になることが出来ないかと思っている。もしネットがつながるようであれば現地からこのような形でまたレポートしたいと思う。

TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
日立HT
14 18 21 16 69
Jエナジー
27 23 31 20 101

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Jエナジーは再び若いメンバーに戻した

     
   
   
#15正渡と#13花田のマッチアップ
     
   
   
ファウルアウトして寂しそうに
ベンチに下がる#10山田
   
   
   
体をひねってジャンプショットする#53林
   
   
   
#3内山がワイドオープンから2Pを決める
   
   
   
#2新原、#5大野、#14丸山を入れる
   
   
   
#2新原が#3内山にドライブインを仕掛ける
2人とも背はないがクイックネスは素晴らしい
   
   
   
最後まで手を抜かず頑張る#53林。見習いたい
   
   
   
力強い言葉でアテネへの抱負を語る
内海知秀ヘッドコーチ
   
   
   
翌日の大分合同新聞では大きく報じられる

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