＜3Q＞

　スタートは日立HTが#10山田、#22立松、#25中山、#44佐藤、#53林。Jエナジーは#6大山、#8田中、#9楠田、#11川畑、#15浜口。今日はベテラン3人はベンチでも『今日はお休み』っぽい雰囲気が漂っていたのだが、後半のスターで3人そろって出てきたのでびっくり。#10山田の対策に#15浜口ががんばったので、ほかの二人も休んではいられないというところか。

　3Qは最初から速いトランジションでの点の取り合いになる。日立HTは#10山田のインサイド、#22立松のドライブイン、#53林のジャンプショットと立て続けに決めれば、Jエナジーは#9楠田がきれいな3Pを連続して決め、#10矢野の3P、#15浜口のポストプレー、#6大山のドライブインで46-65と同じような点差で接近を許さない。

　残り6分で#10山田が#15浜口の激しいディフェンスにフラストレーションがたまったのか、右手でどーんと突き飛ばしてオフェンスファウルを取られ２つめ。さらに得点源の#53林も3つ目のファウルを取られ、日立HTは46-65タイムアウト。ポイントガードを#25中山から#3内山に替える。

　タイムアウト明け、#10山田は今度は#6大山にヒジうちを食らわしてオフェンスファウルをとられ、３つめでやばい雰囲気になってきた。しかし点差を詰めたい状況で大黒柱を下げるわけにも行かず、そのまま元気いっぱいにプレーする。

　ここからJエナジーは#15浜口が速攻からレイアップを2本、ファウルをもらっての#11川畑や#15浜口のフリースロー、#6大山のジャンプショットや#9楠田の縦にスピードで抜く鮮やかなドライブインと、ベテランがきっちりと仕事をして攻め立て、残り1分で51-81と30点差つけられた。

　残り1分、#10山田は#15浜口のポストプレーに対し4つめのファウルで後がなくなった。その#10山田が最後にインサイドで決めて53-81とJエナジーが大差をつけて3Qを終えた。

　とにかくベテランの3人が力を出すとやはりJエナジーは強い。ゲームになる。さすがの力を見せ付けられた感じだ。

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