<試合前>
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長崎は昨日まで雪混じりでとても寒かったのだが、今日は抜けるような青空が見えてとても暖かい。観戦日和である。
ホテルを出て思案橋から路面電車に乗り大橋へ。 途中の商店街にあるスポーツ店の店先には、ジャパンのユニフォームと韓国戦に勝ってアテネを決めたときのスポーツ紙、WJBLのポスターが堂々とど真ん中にディスプレイしてある。ユニフォームには浜口ほか数名のサインがしてある。昨日前売りチケットを買ったスポーツ店でも同様のディスプレイがあった。
ジャパンエナジーの浜口・大野・成井・花田は長崎女子高(鶴鳴高)、そしてシャンソンの永田は純心女子高の出身の地元選手。テレビのローカルニュースでも浜口と永田が自分の高校をそれぞれ訪れて後輩たちに稽古をつけている様子が放送されていた。今朝の長崎新聞には浜口と永田のインタビューがでかでかと出ている。
なんだか街ぐるみで盛り上がっている感じだ。
大橋で市電を降りて、てくてく総合体育館目指して歩いていくが、バスケットのジャージを着た大勢の中高生たちがぞろぞろ同じ方向へ歩いていく。エナジー・シャンソン戦の前にはミニバスの試合が4試合組まれていたすでに始まっているはず。もしや、と思って慌てて入場すると、果たして正面のいい席はミニバスの選手の家族と思われる大勢の人たちで既に埋まっていた。仕方がないのでゴール下のほぼ最前列に席をとる。
会場内でプログラムを買うと、前からほしかった長崎女子高の監督の山崎純男さんが書かれた「大野慎子物語」が定価2200円のところなんと1000円(!)で売っている。長崎の地元の出版社から出てる本で、多分出版社の人が直接売っているんだろうが、慌てて購入。
館内には長崎県出身の有名アスリート(たぶんオリンピック出場選手)のパネルがたくさん飾ってある。浜口と永田のがあった。丹念に見ていくと、モントリオール五輪に出場した男子バスケットの浜口秀樹という選手(長崎南→拓大→新日鐵)のパネルがあった。一瞬浜口のお父さんかな、と思ったのだがモントリオールは1976年で浜口は既に生まれているからたぶん関係ないだろう。でもネットで検索しても出てこず詳細不明(ちなみに長崎女子高と長崎南高はすぐ近所にあります)。
試合前のウォームアップが始まったが、仙台ABCの予選以降、ずっと試合を欠場しているエナジー#9楠田が丹念に丹念にアップをしている。今日は試合に出るのかな、と期待を抱かせる。大神が入ってきたときが女子中高生の一番歓声が大きかった。男前(笑)だし、先週のTBS「黄金筋肉」で99万とったのが記憶に新しいのだろう。自分はエナジー側のエンドに座っていたのだが、遠くからでもシャンソン#33河の一際でかいのが良くわかる。
試合開始に先立って、浜口・大野・成井・花田、そして永田にそれぞれの高校の後輩から花束が渡される。大きな拍手で改めて地元の期待を感じさせた。コートサイドにはミニバスの選手たちがずらずらっと300人近く座り込んで黄色い声援を送っている。セレモニーのころには会場は2階席まで埋まった満員になっていた。
午後2時 tip off。
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