6/20/2004 全九州高校バスケットボール大会 @沖縄県総合体育館

女子 準決勝: 中村学園女子(福岡1位)○ 102-42 ●県立大分鶴崎(大分1位)
       
 

<1Q>

 スタートは中村学園が#4橋口、#7木村、#8田上、#10藤吉、#11中山、大分鶴崎が#4早田、#6平倉、#7佐藤、#10廣瀬、#12久松。
 上背に優る中村に対して大分鶴崎はボールを回して外角からのシュートを打つがなかなか決まらない。中村学園は大分鶴崎のゾーンに対してドライブインからのコンビネーションパスで#8田上、、#10藤吉のジャンプショット、#4橋口の3Pで残り3分までに19-8とリード。中村学園はリバウンドも#10藤吉らが支配し速攻を出す。1Q終盤は大分鶴崎がリバウンドを拾い出し追い上げるが、24-14と10点差をつけられた。

<2Q>

 スタートは中村学園が#4橋口、#7木村、#8田上、#10藤吉、#13松井、大分鶴崎が#4早田、#6平倉、#7佐藤、#11内藤、#12久松。
 立ち上がりに中村学園の#8田上がゴール下でオフェンスファウルを取られ、大分鶴崎が流れを掴みかかるが、中村学園は#10藤吉のポストにボールを集め、立て続けに得点し流れを引き戻す。#10藤吉はドライブインもジャンプショットもほとんど落とさず、切れのいいスピンムーブも見事に決めて圧倒する。
  大分鶴崎は相変わらず外からのシュート確率が悪く、リバウンドも取れず苦しむ。#7佐藤らの速いドライブインなどで対抗するが、最後に中村学園の#15森にブザービーターのレイアップを決められて52-23で前半を終えた。

<3Q>

  スタートは中村学園が#4橋口、#7木村、#8田上、#10藤吉、#11中山、大分鶴崎が#4早田、#7佐藤、#8伊藤、#10廣瀬、#12久松。
  いきなりオープニングで#10藤吉がジャンプショットを決め、大分鶴崎はキャプテンでポイントガードの#4早田が鋭いドライブインでバスケットカウントを取る。
 前半差をつけられたので、#4早田のキャプテンとしてチームを引っ張りたいという気持ちがよく動きや指示に出ている。
  しかし大分鶴崎の 1-3-1 ゾーンは簡単に#10藤吉、#15森のインサイドや、シューターの#7木村のフリーな3Pを許してしまい、残り5分までに 69-27 と一気に差を広げられてしまう。トランジションではアウトナンバーを作り、ハーフコートバスケットでは#10藤吉と#15森に二人立たれ、片方にダブルチームが来ると空いた片方が仕事をするというパターンで得点を重ねる。
  非常にスピードのある#4早田が速攻を何度も仕掛けて追い上げるが、83-31と大差がついた。

<4Q>

  スタートは中村学園が#4橋口、#6磯田、#9反町、#12甲斐、#15森、大分鶴崎が#4早田、#6平倉、#7佐藤、#9野々下、#10廣瀬。
  #4橋口の3Pなどで大量リードの中村学園は途中から主力をベンチに下げ、大分鶴崎もそれまで頑張っていた#4早田を下げ、控え同士でトランジションの速い展開が繰り返される。
  結局 102-42 の大差で中村学園女子が勝利し、決勝に駒を進めた。

TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
県立大分鶴崎
14 9 8 11 42
中村学園女子
24 26 31 19 102

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#8田上のドライブインからのレイアップ
     
   
   
#10藤吉はジャンプショットをほとんど落とさない
   
   
   
#10藤吉のスピンムーブに行くフェイク
   
   
   
#4早田のクイックネスは素晴らしい
   
   
   
大分鶴崎の 1-3-1ゾーンは
ポストに2人立たれ苦しい

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